刺繍とプリントの違い
2017.03.10

人形オリジナルの法被を作りたいと思い立ち、色々調べていくと、法被に文字やイラストを入れる方法には、大きくわけて、刺しゅうとプリントという二種類の方式があることがわかります。この二種類にはどのような違いがあるのでしょうか。また、オリジナル法被を作る時には、どちらを採用するのがいいのでしょうか。メリット、デメリットをまとめてみました。

1.法被に刺しゅうで加工する
刺しゅうの一番の魅力は、なんといってもその高級感にあります。糸が折り重なって厚みも出るので立体感があり、非常に目立つのも特徴です。またプリントに比べて、洗濯などに対する耐久性に優れているので、長く使いたい場合や、着用頻度が多く洗濯の回数が多い場合などにおすすめです。デメリットは、刺しゅう糸を使用するので、対応できる色に制限があります。会社のイメージカラーなどで、厳密なカラー指定をしたい場合などには難しい場合があります。

2.法被にプリントでデザインする
プリントには、シルクスクリーンとフルカラー転写の二種類があります。シルクスクリーンは、定番の加工方法で、一色ごとに版を使用し色を重ねていく方法です。色ごとに版が必要になるので色数が少ないデザインに向いています。一色ごとに版の作成費用が発生しますが、一枚当たりの加工価格が安いため、大量に作りたい場合に向いている方法ですが、制作枚数が少ない場合には版代がかかる分、割高になってしまいます。また版を使用しているためグラデーションなどの繊細なデザインには不向きです。フルカラー転写は、写真のプリントやグラデーションなどの繊細な表現が可能で、元のイメージ通りの仕上がりにすることができます。どちらのプリント方法も、刺しゅうに比べると耐久性が弱いというデメリットがあります。

3.刺しゅうとプリントの価格の違い
オーダーメイドで法被を作るときに、やっぱり気になるのが価格ではないでしょうか?では、刺しゅうとプリントのどちらでデザインすると価格を抑えることができるのでしょう?これは、制作枚数と色数によって大きく左右されます。一般的には刺しゅうは高いと言われていますが、襟部分にイベント名を単色で入れる場合などは、指定のフォントを使えば、版代がかからないため一着1000円程度で加工できます。版代が不要な分、作成枚数が少ない場合には、プリントよりも割安感があります。逆に枚数が多くなれば、版代はかかりますが、一着あたりの加工費が安いプリントのほうが、ずっと安く作成することが可能です。価格は、色数やロゴのサイズなどでも変わってくるので、気になった場合には刺しゅうとプリント、両方の見積もりをもらって比較してみるといいでしょう。

法被のデザインを左右する刺しゅうとプリントの違いについてまとめてみました。どちらにもメリット、デメリットが存在します。自分たちが作りたいデザインに合うのはどちらなのか、一度相談してみてはいかがでしょうか。

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