小学生を犯罪から守る防犯組織はお隣近所の支え合い

警視庁による犯罪の被害傾向を見ると、小学生を狙った14:00~18:00の間が多発しやすいと発表されています。犯罪も様々なものがあり、防犯してもしきれないですが、市や自治会でもさまざまな取り組みをして小学生の防犯に力を入れ子ども達を守っています。交番の警察官、地域の見守り隊、学校の先生、そして大事なのはお隣近所の交流と支え合いです。現在夫婦共働きは多く、子どもが心配でもなかなか目が届きにくかったり、役を受けいれられなかったりする方も多いです。しかし思いは両親家族だけでなく、地域全体が同じ。防犯取り組みのモデル地域の事例を見ると、登下校見守りや夜のパトロールだけでなく、イベントを通した住民の交流や、暗がりの危険地域マップの作成、防犯活動の報告や会議を開く所も多くなりました。

地域全体の大人の見守り合いが大事

小学生のうちから携帯電話などを持たせるご両親が多くなりました。あるアンケートによると、3割の小学生が携帯電話、6割の中学生と9割以上のスマートフォンなどの端末を持たせているという結果になりました。一番の利点は連絡がとれることです。GPS機能を利用して、子どもの位置を把握できるようにしているご家族もいるのですが、小学生の保護者64.9パーセントが確認はしていないと回答しています。監視・束縛しすぎることはしたくないという保護者が大半だからです。という所からも、日頃の通学路などの近所の方々のコミュニケーションや、メールなどの連絡ツールを活用し、みんなで子どもを見守る体制が必要です。防犯ブザーの使い方、実際に鳴らす、走って逃げること、大声の出し方などの防犯教室が広がることが大事です。不審者情報の共有や、すれ違い時の大人との声の掛け合いが、防犯対策になります。

大人が伝えておくこと、もしもの際の心構え

防犯強化により近年は、小学生の持ち物の見やすいところには名前を書かないように指導しています。不審者がふと名前や電話番号を確認されると大変です。付けているキャラクターなども話す話題となり、いざ話しかけられた時の逃げ方も具体的に教えてあげることも大切です。家族にダメと言われているからなどの断り方を決めたり、逃げる時はランドセルを置いてでも走ること、子ども110番の家やコンビニなどの逃げ込みやすい場所を一緒に確認しておくことも大事です。逆に自分の家に子どもが逃げ込んだ場合、冷静な対応ができるようにしておく心構えが必要です。子どもが逃げ込んだら扉をしめて安心させる、飲み物をとり座ったりをしてからゆっくりと話しかけ状況を聞くこと、そののち警察へ連絡をして安全に子どもを保護しておくことなど、犯人を捕まえることよりも子どもを不安にさせないことが大切です。